環境
OS | Windows11 |
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Node.js | 16.13.2 |
Node.jsをインストール
公式サイトから推奨版のNode.jsをダウンロードしてインストール。
インストールが完了したら下記のコマンドでバージョン確認。
node -v
バージョンが表示されたらインストール完了。
プロジェクトの作成
プロジェクトのファルダを作成する。
作成したら下記のコマンドで初期化。
npm init
Electronのインストール
下記のコマンドを実行し、Electronのインストールをする。
npm i -D electron
アプリケーション実行用のファイルの作成
src
フォルダを作成し、その中に
package.json
main.js
index.html
上記3つのファイルを作成し、それぞれ以下のように編集する。
package.json
{ "main": "main.js" }
main.js
const { app, BrowserWindow } = require('electron'); const path = require('path'); let mainWindow; function createWindow() { // メインウィンドウを作成 mainWindow = new BrowserWindow({ webPreferences: { nodeIntegration: true, contextIsolation: false }, width: 800, height: 600, }); mainWindow.loadFile(path.resolve(__dirname, "index.html")); // デベロッパーツールの起動 //mainWindow.webContents.openDevTools(); // メインウィンドウが閉じられたときの処理 mainWindow.on('closed', () => { mainWindow = null; }); } // 初期化が完了した時の処理 app.on('ready', createWindow); // 全てのウィンドウが閉じたときの処理 app.on('window-all-closed', () => { if (process.platform !== 'darwin') { app.quit(); } }); // アプリケーションがアクティブになった時の処理 app.on('activate', () => { if (mainWindow === null) { createWindow(); } });
index.html
<html> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>Hello World!</title> </head> <body> <h1>Hello World!</h1> </body> </html>
アプリの実行
package.jsonを編集
プロジェクトのルートディレクトリの package.json
に下記部分を追加する。
"scripts": { "start": "electron ./", },
実行
下記のコマンドでアプリの実行が開始される。
npm start
上記画像の様にアプリが実行されたら成功。
アプリのビルド
electron-builderのインストール
下記のコマンドで「electron-builder」パッケージをインストール。
npm install -D electron-builder
ビルド用のスクリプトの作成
scripts
フォルダを作成しその中にbulid.js
ファイルを作成し下記のように編集する。
const { build } = require('electron-builder'); build({ config: { appId: 'com.example.test_electron', productName: 'test_electron', files: ['src/**/*'], }, });
package.jsonを編集
プロジェクトのルートディレクトリの package.json
に下記部分を追加する。
"main": "./src/main.js", "scripts": { // ... 略 "build": "node ./scripts/build.js", // ... 略 },
ビルドの開始
下記のコマンドビルドを開始。
npm run build
dist
ファルダの中にセットアップ用のexeファイルが作成されていれば成功。