AviUtlを使用した簡単な動画作成の流れのまとめです。
最終的に以下のような動画が完成します。
素材の用意
まず初めに素材の用意をします。
今回は
- 背景画像
- 車のイラスト
- BGM
の3つの素材を用意します。
背景画像
動画の背景に使用する画像です。
今回は自作した以下の画像を使用します。
車のイラスト
動画で動かす車のイラストです。
いらすとや様から横向きの車のイラストをダウンロードして使用します。
BGM
動画に使用するBGMです。
魔王魂さまからアコースティック50をダウンロードして使用します。
動画の作成
素材ができたら動画の作成を開始します。
プロジェクトの作成
AviUtlで新規プロジェクトを作成します。
「拡張編集」ウィンドウで右クリックし、「新規プロジェクトの作成」をクリックします。
「新規プロジェクトの作成」ウィンドウが表示されるので、「画像サイズ」、「フレームレート」、「音声レート」を設定します。
今回は以下の様に設定しました。
素材の配置
初めにダウンロード用意した素材をタイムライン上に配置します。
タイムラインの各レイヤーにファイルをドラッグ&ドロップすることにより素材を配置することができます。
数値が大きいレイヤーほど優先度が上になります。
素材の時間の変更
背景画像と車の画像の表示時間の設定をします。
背景画像のオブジェクトを右クリックし、「長さの変更」をクリックします。
「長さの変更」ウィンドウが表示された「秒数指定」もしくは「フレーム数指定」を設定してオブジェクトの時間を変更します。
今回は10秒に設定しました。
車の画像も背景画像と同じように長さを変更します。
車画像の位置を変更
メインウィンドウ上で車の画像をドラッグし、右下に移動させます。
車の移動動作の作成
次に車の移動の動きを作成して行きます。
- タイムライン上の車画像のオブジェクトをクリックし、「画像ファイル」の設定ダイアログを表示させます。
- 「X」ボタンをクリックし、「直線移動」を選択します。
- 「X」ボタンの左側の値が「開始位置」、右側の値が「終了位置」になるので、右側の値を操作し、車の画像の終了位置に設定します。
- スペースキーを押すと「再生」ウィンドウで編集結果がプレビューできるので、車の画像が移動すれば完了です。
動画の最終フレーム位置の設定
動画の最終フレーム位置の設定をし、動画時間を決めます。
- タイムラインの現在位置を300フレーム目に移動させます。
- タイムラインを右クリックし、「範囲設定」>「現在位置を最終フレーム」をクリックします。
- 最終フレーム位置が現在位置に移動すれば完了です。
BGMオブジェクトをカット
今の状態だと動画時間に対してBGMの時間が長いので、BGMオブジェクトをカットします。
- BGMのオブジェクトを動画の最終フレームの位置で分割します。
→参考: 【AviUtl】動画の分割(カット)方法 - 白の工房 - 分割後、不要な部分を削除します。
MP4で出力
最後にMP4で動画を出力します。
動画の出力が完了したら今回の動画作成は完了です。
→参考: 【AviUtl】動画の分割(カット)方法 - 白の工房
完成動画
YouTubeにアップロードした完成動画です。